看護師の白衣事情と気分転換の話

看護師のユニフォームは、衛生状態を保てることからこれまでは白衣が定着していました。
しかし、白衣を見ると緊張して血圧が上がるという白衣高血圧症の問題が学会で報告されたことや、ファッションの多様化とともに、華やかな色でデザイナーズブランドのユニフォームを採用する病院が増え始めています。

たとえば、ある総合病院の産婦人科では、新生児室に入るときは明るいピンクや水色にして、術後のケアに入るときは落ち着いた紺にするなど、日によって着る色を使い分けている看護師もいるそうです。

さらに、医療従事者の行動を考慮した機能的なユニフォームも増加傾向にあります。
腕を上げたときに下着が見えないように袖の下にゴムがついていたり、背中や肩まわりの動きを妨げないように収縮する生地を使用しています。

そんなユニフォームが多様化している看護の現場ですが、髪型に関してはナースキャップをかぶらなければならなかったり、ひとつに束ねなければならなかったりで、なかなかおしゃれを楽しめません。しかし、それはどうしようもないことです。

そのため、女性としておしゃれを楽しみたいなら、休日に目一杯自分を磨くといいでしょう。
いつもと前髪の雰囲気を変えてみたり、フェイスラインに毛束を作って華やかさを演出したりするだけでも、いい気分転換になります。
おしゃれを我慢して懸命に働いている分、お休みの日にはしっかり自分のキレイに投資することが大事です。